Mineprinting〔Minecraftで始める3Dプリントの世界〕その6 – いよいよMinecraftを3Dプリントする

Mineprinting〔Minecraftで始める3Dプリントの世界〕その6 – いよいよMinecraftを3Dプリントする
2016.4.21 Mineprinting〔Minecraftで始める3Dプリントの世界〕その6 – いよいよMinecraftを3Dプリントする はコメントを受け付けていません。 Mineprinting〔Minecraftで始める3Dプリントの世界〕 yujihase

M3Dのセットアップはすべて終わった

待ちに待った印刷のとき

インストールしたM3Dソフトウェアを起動して
m3d-launched

用意しておいたMinecraftの3Dデータを読み込む
m3d-minecraft

出た!

モニタへ薄く描かれたM3Dの外観
ここに3Dデータが実寸法で表示される
さらに目の前に本物のM3Dもある
仕上がりサイズを文字通り手に取るようにイメージできる

なかなか興奮する一瞬だ

中央の〈Print〉ボタンを押す

印刷オプションを選ぶ
m3d-minecraftoptions
印刷の品質(5段階)や密度(6段階)
加えて5項目のON/OFFスイッチ

写真の状態が、いわゆる工場出荷時の内容だ
オススメ設定ということなのだろう

初物に触るときは無駄に考えず、オススメに従うのがセオリー
このまま何も変えないでおく

すると次に教えてくれるのは
所要時間とフィラメント使用量(長さ)の目安
m3d-minecraftstart

残りのフィラメントの確認も必要だけど

特に時間が重要だ
今後の外出の予定を確認しておくことをお勧めする

3Dプリントは本当に時間がかかる
ハイコストなオプションを選んでしまうだけで15時間以上にも!

だからといって、待ってさえいればいいというわけにはいかない
なぜならM3Dと繋げているせいでMacを持って出て行けないのだ

〈印刷中はMacを外せない〉

こんな当たり前のことをつい忘れてしまう
地味だがかなりの高確率で陥りやすい罠だ

よくよく注意しないと完成間近に涙のキャンセル
なんていうことになりかねない

印刷したまま外出し、帰ってきた頃には完成してる

こんなささやかな望みすら叶えられないことにしばし呆然とする
印刷用のMacを別に用意しないとならないじゃんか

3Dプリント道、思ったほど甘くない

印刷を開始したらM3Dが高さチェックを終えるまで少し待機
m3d-minecraftcheckingheight
おそらくラフトやサポート材の計算をしているのだろう
印刷しようとする3Dデータによってこの待機時間にはかなり差が出る
ただじっと待つしかない

しばらくすると印刷が始まる
まずはラフト
m3d-printing2

ラフトはステージ(床)へ最初に組まれる部分で
印刷した造形物を簡単に取り外せる役割を持つ

その代わり完成品が取り外されたらゴミになる
ちょっともったいないけど必要なものなんだ

印刷が終わるまで徐々に出来上がっていく様子を眺めたり
タイムラプスで動画を撮ったり自由に過ごす

3Dプリントの様子は実にタイムラプス撮影にうってつけ
誰もが一度はやってみたいと思うし、実際やるだろう

今回ももちろんやった

iPhoneのカメラで撮影したら翌朝起きるとiPhone真っ暗

電池切れ

まさかの充電ケーブル挿し忘れ
電池切れで強制終了したせいか動画は破損して再生不可

マジヘコ

みなさんも電池切れにはご注意ください
充電しながら、を忘れずに
満充電してあっても多分無理です

でも印刷は無事に完了していました
m3d-minecraftfinished

おおお・・・ついに・・・

息子や娘たちは朝、これが完成している様子を見て
ゲラゲラ爆笑しながら学校へ向かっていったそうだ

なにその魔力

仮想空間で見慣れた物体が3Dプリンタによってリアル世界に
飛び出してくる、この感覚がお分かりいただけるだろうか

私には彼らが笑った気持ちが少し分かる
人間はどうにも言い表せないことに遭遇すると笑うのだ

どうやら3Dプリンタは彼らにとって興味津々の対象らしく
使い方次第では教育面でもとても有用なデバイスとなる

新たな視点を得ることができた

妻よ、400ドルの投資は決して高くないですよ

うまくできたように見えたものの
元の3Dデータと比べると異なる箇所があることに気付く
web3dviewer

もっとも顕著なのが上で少し触れたけれど
サポート材の存在

下から順に層を積み上げて印刷する関係で、中空にある
部分についてはその下側に支えとなるダミー層を作らないとならない

このダミー層がサポート材と呼ばれるものだ

Minecraftの3Dデータ例で言うと、木の葉っぱが中空にあると
判断されて、下側の幹に巻き付くようにサポート材が敷かれている
元の3Dデータと完成品を見比べてもらうとよく分かる
m3d-minecraftfinished2

裏側
m3d-minecraftfinished3

サポート材も、ラフトと同じくつまりはゴミ

完成品はサポート材を取り除くことで初めて本物となる

その取り除き方なのだが
サポート材はゆるく印刷されているので手でバリバリと剥がせる

はずだ

しかしどうもサポート材の接着が良すぎる
ここで禁断の行為

〈力まかせに引っ剥がす〉

を敢行したところ、ご覧のとおり
m3d-minecraftfinished4

木が折れまくり

もっと丁寧にやるべきだったんですね
私、ちょっと3Dプリントを過信してましたよ(迫真)

まあね、最初から成功しようなんてハナから思ってないし
10個ぐらい失敗して捨てる覚悟だし

失敗から得られるものの方が大きい

これは大人になって真に理解できるようになった言葉
ベスト3のうちの1つ

心の余裕がそこらのヒヨっ子と違うってところを
見せてやりますよ、ええ

その後、同じ3Dデータをスケール1/2にして
ここはとにかくスピード重視で印刷してみる
m3d-minecrafthalf

またも木が瞬殺

学習できてないじゃん
お前、そこらのヒヨっ子だろ

しかも取れた木をゴミだと思って捨てちゃった

3Dプリント道、やはり思ったほど甘くない
m3d-minecraftfinished5

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